FAQ良くある質問コーナー(自動車補修・その他塗装関連) |
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■ソリッド、メタリック、パール、1コート、2コート塗装の違いが判りません |
1コートソリッド塗装、
キラキラしたアルミの粉等がみられない、表面にクリヤー(透明)塗装をしない1回塗りで仕上げる塗装 (例)ホワイト(トヨタ040)、レッド(マツダSQ)等 2コートメタリック・パール・ソリッド塗装、 シルバーやパール系塗色を塗装し艶を引き出すためのクリヤーコートをして仕上げる2層の塗装、 最近はソリッド系でも赤、黒、紺等、クリヤー塗装されているものも多く、これらは2コートソリッドと呼びます (例)シルバー(トヨタ199)、ブルーパール(トヨタ26U)、レッドパール(スズキ0FT)、ブラック(日産KH3)等 3コートメタリック・パール塗装 白系パールや鮮やかであるため透け易い赤などの塗色で2層目のパールまたはメタリックから1層目が透けて見える塗装、仕上げにクリヤー塗装するため合計3層に及ぶ塗装方法 (例)ホワイトパール(トヨタ062)、ブルーパールメタリック(スバル02C)など 下塗り塗装 また最近は鮮やかで透け易い塗色が多くソリッド、パール、メタリック色にかかわらず下塗り塗装し高価な上塗り塗料の材料費、時間短縮、塗装回数を削減する場合があります |
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■自動車補修用塗料も様々な商品がありますが、どのような違いがあるのですか? |
現在、弊社取り扱い自動車補修塗料(原色の常備在庫品)は10銘柄以上にのぼります
その中の一部の商品を紹介させて頂きます 【常備在庫、関西ペイント社製品】 〈レタンPG80〉→2液型速乾ウレタン、硬化剤配合比10:1、乾燥の速さが特徴、1コートソリッドの補修に最適、メタリック・パール補修においては時代の流れに伴い、圧倒的に塗り易いPG2K、PGハイブリッドに世代交代中(ソリッド色のみ弊社調色可能) 〈レタンPGフリート〉→2液型標準ウレタン、硬化剤配合5:1、艶が良く肌の伸びが特徴、全面塗装に最適、ソリッドの補修は乾燥が速いPG80、メタリック・パール補修はPG2K、PGハイブリッドをお勧めします(全面塗装用のみ弊社調色可能) 〈レタンPGマルチホワイト〉→ホワイトソリッド色専用高級ウレタン、硬化剤配合5:1、補修、全面最適、メタリック・パール不可(弊社調色不可) 〈レタンPG80ハイレベル〉→ホワイトソリッド色専用高級ウレタン、硬化剤配合5:1、補修、全面最適、メタリック・パール不可(弊社調色可能) 〈レタンPG2K〉→高級2液型2K塗料、硬化剤配合5:1、補修、全面塗装最適、2コートソリッド、メタリック・パール塗装に最適、発売から約10年、爆発的ヒットも落ち着き、次世代新製品PGハイブリッドに移行中(弊社調色終了、ハイブリッドに移行) 〈レタンPGハイブリッド〉→最高級1液型2K塗料、硬化剤なし(通常1液)、補修、全面塗装最適、2コートソリッド、メタリック・パール塗装に最適、国内最新最強の完成された1液型2K塗料(弊社調色可能) 【常備在庫、デュポン社製品】 〈センタリ〉→ラッカー、速乾ウレタン、標準ウレタン、大型車専用ウレタン、一液型2K塗料、最高級低溶剤型一液型2K塗料、補修から全面塗装全てに対応、世界No1シェア、従来品から次世代環境型まであらゆる環境に対応(弊社調色不可) 〈スタンドックスベースコート〉→最高級一液型低溶剤塗料、硬化剤なし(通常1液)、補修から全面塗装、全てに対応、ヨーロッパNo1、なじみが良くぼかし易さが特徴、2コートソリッド、メタリック塗装に最適(弊社調色可能) 紹介商品以外にも多数の上塗り塗料を常備在庫致しております、 |
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■ 2K塗料はどのような塗料ですか?PG80のメタリック調色を行っていないのは何故ですか? |
最近の自動車補修用塗料は2K(ツーケイ)塗料と呼ばれる2コート仕上げ(クリヤー仕上げ)タイプが主流であり、カラーベースは艶消し状態で専用2液型ウレタンクリヤーにて仕上げるように設計されています PG80は実績のある2液型速乾型ウレタン塗料(主剤と硬化剤の2液)でソリッド塗色としては現在も評価の高い塗料ですがメタリック・パール色には、圧倒的に塗り易く、乾燥が速く、ムラ無く仕上がるPGハイブリッドやデュポン社製スタンドックスの1液型2Kベースコートを御勧め致します *2液型、1液型いずれの場合も粘度調整用として希釈剤混合は必要となります 【1液型2Kベースコート塗料の特徴】 1、カラーベースの速乾性(短時間での2トーン塗装、中研ぎ可能) 2、平滑な肌 3、メタリック・パール塗装時のムラが非常に起こりにくい 4、ボカシ塗装作業が簡単に綺麗に行える 5、カラーベース使用量の節約 6、硬化剤が必要無く希釈剤のみの混合なので使用後の塗料が保存可能 7、艶消し状態により乾燥状態の目視が可能 【1液型2Kベースコート塗料の注意点】(*利点になる場合もあります) 1、薄膜ベースコートのため塗装前のペーパー粒度を#600〜#800程度を使用 2、1液型ベースコート時に専用2液型クリヤー使用の必須 *専用クリヤーのベースコート浸透にて1液型ベースを2液型塗料同等の性能に反応可能 *ベースコートに専用硬化剤を混合する場合は専用クリヤー以外でも使用可能 |
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■関西ペイント社製PGハイブリッドをお願いしたんですが、スタンドックスが気になって・・・ |
弊社は国内最大級塗料メーカー関西ペイントの販売特約店であると同時にデュポン社の販売特約店でもあります、双方ともに自補修塗料業界においてトップブランドであり品質及び信頼には多くの実績があります ドイツ製スタンドックスベースコートはヨーロッパNO.1自動車塗料ブランドであり、ほとんどの外国車メーカーからの指定を受けております、特にベンツにおいてはダイムラー・クライスラー日本の純正指定塗料(日本においてはスタンドックスのみ)であることでも知られ関係は密接で、その特約店においてもいち早く細かい情報を共有させていただいております スタンドックスはボカシ易く経験の有無に関わらずメタリックムラが出来にくい塗料です ベースコートは硬化剤を必要としない1液型塗料(希釈剤は必要)であるため塗装後余った塗料の保存可能でクリヤーは平滑で艶良く滑らかな美しい仕上げが特徴ですが見た目だけでなく、クリヤー塗装する事により、1液型ベースコートを2液反応させる浸透型高性能クリヤーでもあります 弊社では計量調色時、僅かな色違いの問題を考慮しボカシ塗装を推奨しておりますがスタンドックスはボカシ易く補修箇所がわかりにくくボカシ作業に最適の塗料であるといえます 調色に関しても外国製塗料でありながらも輸入車はもちろん特殊な場合を除き国産塗料と遜色なくすべての国産車の塗色を把握しております PGハイブリッドとスタンドックスの違いに関しましては国産品でもPGハイブリッドクラスの最新型塗料の場合はメタルムラ等の発生の心配も無いためスタンドックスベースコートと比べても遜色ないレベルに達しております あえて申しますと国産車PGハイブリッド、外車スタンドックスと御考え頂きましてもよろしいかと存じます |
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■一般のエアゾールと1616ネットオリジナルエアゾールとは仕上がりに違いがありますか? |
プロの自動車補修塗装の主流はコンプレッサー使用のエアースプレー塗装ですが、手持ちの工具が無く簡易的な補修のみをお望みの方はエアゾール式での塗装となります
従来のエアゾール式塗料は構造上、古くからあるラッカーペイントが充填されている場合がほとんどでラッカーペイントはウレタン塗料と比べ耐候性、物性、仕上がり等、性能上劣ります、最近ではエアゾールでも使用直前に缶内部を破壊し硬化剤を混ぜ合わせる2液型タイプの商品も出ておりますがそれらの商品は半日以内に缶内部の塗料が硬化してしまい長期保存不可能で経済性に難があります 当社ではプロ用1液型2K塗料をカラーベースとして使用、仕上げに関西ペイント社製エアゾール式ワンパッククリヤーを推薦しアクリルラッカーには無い品質を御提供させて頂いております
*ワンパッククリヤーはクリヤーと硬化剤を一つにパックし乾燥時に硬化剤反応させ通常の2液型ウレタンクリヤーとして塗膜を形成する御使用後も保存可能な特殊クリヤーです |
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■「エアゾール式レタンPG2Kワンパッククリヤー」を御社から購入しようと思いますが、クルマ1台で何缶くらい必要でしょうか? |
通常のエアゾール缶での塗装面積の目安を申し上げますと、1缶ドア1〜2枚程度と考えられます
経済性等も含めエアゾールでは困難と思われます、まず補修塗装にてお試しいただければと存じます |
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■オリジナルエアゾール希望ですが、色見本を送るので現物調色して頂けますが? |
弊社の調色サービスには塗料メーカーのデータから製作する計量調色と色見本を預かり忠実に再現する現物調色の2種類のサービスがございます
計量調色は塗料メーカーにて登録された色のみ製作可能になり、現物調色は御送り頂いた色見本にて色合わせで通常の塗装で表現された塗色はほとんど製作可能であります しかしながら、まれに特殊塗装なされたものや御送り頂きました色見本の状態により製作不可能な場合もございます、御了承ください 工具をお持ちで無く、エアゾール式での御注文の場合は計量調色が1本からの製作が可能であるのに対し 現物調色からの製作は、まず塗料の御注文を頂き、その塗料をエアゾールに詰替えさせて頂く事になります このサービスには下記のような条件がございます 弊社現物調色製品中エアゾールに詰替え可能塗料はスタンドックスベースコートかレタンPGハイブリッドのいずれかになります 上記各塗料共に通常販売されているラッカースプレーと異なり、初心者の方でも簡単に仕上り良く塗装することが出来る自動車補修専用塗料ですが、メタリック、ソリッド色にかかわらずベースコートのみでは艶消しになり仕上げのウレタンクリヤー塗装無しでは本来の性能が発揮されません、御注意ください 通常の現物調色(最小量900g)の御注文頂きました後のエアゾール詰替のため通常現物調色塗料での料金およびエアゾール詰替料金の両方の料金が必要となります (例)現物調色 シルバー系エアゾール6本御注文の場合 PGハイブリッド調色品シルバー900g エアゾール詰替費用X6本 上記両方の料金が必要となります(送料、税別) エアゾールには溶剤等も含まれますので実質塗料充填に必要量は150g程度であり、御注文数が6本以下である場合には残りの塗料をお手元にお届け致します なお当社の色見本御預かり期間及び商品製作日数は3日〜1週間を御考慮ください |
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■クリヤーを塗装しないソリッド色の場合にPGハイブリッドではどうすればいいでしょうか? |
PGハイブリッドにてソリッドを塗装される場合、仕上げの専用クリヤー塗装は不可欠になります
専用クリヤー無しでは専用ベースコート用硬化剤を20%混合し密着性等の性能は保てますが、ベースコートのみでは艶消し仕上がりになり紫外線に対しても考慮していないため塗装箇所が内部である場合に限られます
以上を考慮しPGハイブリッドでは専用クリヤー仕上げをおすすめ致します 小面積のクリヤー無し1コートソリッド塗装を御希望の際にはPG80(専用硬化剤10%必要)がおすすめです
広面積のクリヤー無し1コートソリッド塗装を御希望の際にはPGフリート(専用硬化剤20%必要)がおすすめです
希釈剤はPGHB用を御持ちの場合はPG80、PGフリート共に兼用可能です
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■ベースコートは希釈済みですか?また希釈剤は必要ですか? |
希釈剤は塗装面積、気温等、様々な状況ににより乾燥スピードによる種類、希釈量を調整し御使用頂きますため混合済みとして販売致しておりません
希釈剤は必ず必要ですがクリヤーセットにベースコート分として余分に組合せておりますが単体でも販売しております 小面積塗装時(パネル1〜2枚まで程度)
希釈剤10 塗装気温10度、使用適正温度範囲5〜15度(真冬型、超速乾型)
希釈剤15 塗装気温15度、使用適正温度範囲10〜20度(冬型、速乾型) 希釈剤20 塗装気温20度、使用適正温度範囲15〜25度(春秋型、標準型) 希釈剤25 塗装気温25度、使用適正温度範囲20〜30度(夏型、遅乾型) 希釈剤30 塗装気温30度、使用適正温度範囲25〜35度(真夏型、超遅乾型) *中、大面積(パネル3枚以上)塗装時には気温に対し1ランク乾燥スピードの遅いタイプに変更 |
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■上塗りが透け易い赤なのですが、赤のプラサフはあるのでしょうか? |
中塗り(プラサフ)には体質顔料(研磨性、補強、膜厚確保の役目)が多く含まれ塗色はその顔料によるもので、グレーまたはアイボリー程度の色しかついておりません 着色は上塗りの役目であるため中塗りに上塗りと似かよった着色能力を持たせたところであくまでも鮮やかな塗色にはならずコストアップになるばかりでなく本来のプラサフの性能を下げる事になりかねません 塗料メーカーによってはプラサフの中に上塗り塗料を混合出来る商品があったり、白、グレー、黒と色のバリエーションがあるプラサフを販売したりしていますが、 たとえ上塗りが赤であっても中塗りも赤である必要性は無く、上塗りが明るい色であるなら白に近い明るいグレー、暗い色であるなら黒に近いグレーといったように上塗りと中塗りの明度を合わせる事で上塗りの隠ぺい性は明らかに向上します プラサフの明度が調整出来ない場合は、上塗り前にあらかじめ下塗り色を塗装する事を御勧め致します |
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■オートバイの塗色を計量調色してもらいたいのですが? |
オートバイの塗色につきましては現在のところ各製造メーカーおよび塗料メーカー側からのきちんとした色情報の提供がなく、弊社も自動車のような色情報からの計量調色製作が不可能な状況にあります、
配合情報がある物は別として大抵の場合は車の色番号にて対応して頂くか、色見本を御送り頂き現物調色にて製作する事となります またエアーゾール御希望の場合には、通常の調色塗料製作後にエアゾール充填する事も可能であります しかしこの場合、通常現物塗料の価格とエアゾール詰替料金の両方の価格を御支払い頂く事になりますため通常の計量調色と比べ割高になります、バイクはまれにキャンディ塗装等の特殊な塗装もありエアゾール塗装が困難な場合があり製作不可能な場合も考えられます、詳しくはお問い合わせ下さい |
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■プラスチックバンパーを塗装したいんですけれど・・・ |
プラスチックバンパーに対する塗装は素材へ直接塗装する場合と旧塗膜上に塗装する場合とで工程が異なります、下記を参照ください
1、前処理 @汚れ落とし 洗剤使用による水洗い A足付剤とスコッチブライド極細目またはユニウールP1500等にて足付処理
足付剤と研磨材との両方の効果にて汚れ落しと塗料の密着を高める足付け処理を行なう B脱脂作業 濡れたウエスにて足付剤の残りを除去
水気を無くし、塗装予定箇所に残留しているWAX、レザーWAX等の油分をシリコンオフを使用し浮き立たせ綺麗なウエスにて完全に拭き取り脱脂
2、下地(プラスチックプライマー及びパテ) 【固めのバンパー(ポリプロピレン、ポリエステル素材)】 <PPバンパー等プラスチック素材に直接塗装する場合> 素材面にプラスチックプライマー塗装(エアゾール式、エアースプレー式) <塗装済みの上に塗装する場合> 通常塗膜への塗装工程と同様(プラスチックプライマーの必要なし) パテ【凹みがある場合のみ】 樹脂パーツパテを使用、完全乾燥後P400〜のペーパーにて研摩 3、中塗り(プラサフ塗装) パテ面及び素材が露出している面より広くプラサフ塗装 (マスキングテープ上に塗装しハッキリ見切りを付けないように際は薄くぼかす) 【固めのバンパー(ポリプロピレン、ポリエステル素材)】
エアゾール式、エアースプレー2液型ウレタンどちらも有り、少しずつ乾燥しながら 数回に分けて塗装、乾燥後P600ペーパーにて研摩 【柔らかいバンパー(軟質ウレタン素材)】
2液型ウレタンプラサフで専用プラスチック硬化剤を使用します プラスチック硬化剤使用により乾燥後の塗膜に柔軟性を持たせます、少しずつ乾燥し ながら数回に分けて塗装、乾燥後P600ペーパーにて研摩 4、上塗り(ウレタン塗装) 【固めのバンパー(ポリプロピレン、ポリエステル素材)】 2液型ウレタン塗料を乾燥しながら数回に分けて塗装 【柔らかいバンパー(軟質ウレタン素材)】 2液型ウレタン塗料と専用プラスチック硬化剤を使用します *プラスチック硬化剤使用により乾燥後の塗膜に柔軟性を持たせます 5、乾燥及び仕上げ
十分乾燥した後、通常のゴミ取りおよび肌調整等の仕上げを行なう
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■小さな模型の塗装がしたいのですが... |
金属製、FRP製の模型であれば、弊社HP掲載のベースコート、ウレタンクリヤーはすべて使用可能と思われますが、小さな模型を塗装する場合、塗膜に厚みが付き過ぎますと細部が表現できないため希釈剤比率を多くして調整して頂きますよう御願い申上げます カラーベースは薄膜にて仕上げ可能なPGハイブリッドの御使用をお勧めいたします クリヤーはHXクリヤーがお勧めです、塗艶が良く文句なしの高性能クリヤーです 一度御使用いただければと存じます *プラスチックの種類により溶ける物がございますご注意下さい |
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■エアーブラシで自動車の補修が出来ますか? |
自動車塗装としてのエアーブラシ、エアースプレーガンを使用するには口径0.8ミリ以上が必要です 車補修に多い平面への塗装として御使用頂く条件として口径以外にパターン形状(吹き付けの形)が真円形でなく楕円形のタイプをおすすめします 絵を書くためのエアーブラシは細い線を表現するため口径0.2〜0.6の僅かな塗料しか出ないタイプやパターン形状が円形のみの物もあり、エアゾール式スプレー缶の方が便利な場合があります どうしても口径の小さいエアブラシ塗装をする場合は乾燥速度の遅い希釈剤を多目にし塗料粘度を下げ回数を多く塗装される事をおすすめ致します |
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■塗装のボカシ際を分かりにくくするためにはボカシ剤をどのように使用すれば良いのですか? |
シルバー・パール色のボカシ際のなじみを良くするため、ベースコート塗装前にボカシ剤を塗装します、塗装箇所はベースコート予定範囲より広く、仕上げクリヤー範囲と同等または内側となります、ボカシ剤はクリヤー塗装後、表面に出ないよう致します ベースコート塗装範囲がボカシ剤塗装範囲より外側になったときにはボカシ剤の意味がなくなるため、ボカシ剤塗装はクリヤー塗装の内側を基準に塗装します *ボカシ剤は各社呼び名が異なります、関西ペイントはボカシレベリング剤、スタンドックスベースコートはカラレス、デュポンベースコートはミッドコート *ソリッド、クリヤー色のボカシ際処理は各商品により異なります |
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■コンプレッサー、エアースプレーガンは所有でアルミホイールを塗装したいんですが |
メタリック・パール色にはPGハイブリッドをお勧めいたします
シルバーメタリック原色の推奨塗装工程は次の通りです。
1、洗剤と研磨用不織布(ユニウール、スコッチブライト)にて水洗いで汚れ落とし及び足付け作業
2、塗装しない部分のマスキング
3、シリコンオフにて脱脂
4、エアゾール式ニュー密着バインダー等の密着剤塗装
5、PGハイブリッドベースコート塗装
6、PGHXクリヤーまたはマルチワンパッククリヤー塗装
7、乾燥24時間/20℃
*ソリッド色の塗装にはPG80をおすすめ致します *下地が必要な場合や指定色を御希望の場合は、弊社までお知らせ下さい |
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■フォルクスワーゲンゴルフの色番号位置が分かりません |
フォルクスワーゲン製ゴルフの色番号表示箇所はバックドア周辺に貼られたステッカーに記されておりますが内張り内部の鉄板に直接貼られている場合があります |
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■塗装時に付着したゴミ、ホコリの処理、また塗装表面に髪の毛のような傷があり困っています |
塗装時に付着したゴミ、ホコリ、ヘアーラインキズは作業を少しづつすすめて塗膜を平滑にし目立たなくします 【前処理作業】 塗膜が完全乾燥しているか確認後、表面の砂、埃を水洗いし、水分を完全に拭き取り、シリコンオフときれいなウエスにてタール、ピッチ、汚れ、油分の除去 【作業1】ゴミ、ホコリ取り、ヘアーラインキズの消し作業 トレックス+トレパットにてへアーラインキズとその周辺部を空研ぎ処理 角に近い箇所は研磨し過ぎに注意 *下地塗装まで研磨しないように注意しヘアーラインキズが分からなくなる程度まで研磨 【作業2】作業1のキズ消し バフレックスブラック+バフレパットソフトにて水を使用しトレックスのキズ消し *より細かなキズ艶消し状態になる 【作業3】作業2のキズ消し ファレクラG3コンパウンドまたは3MダイナマイトカットコンパウンドまたはソーラーL1500コンパウンドにてバフレックスブラックのキズ消し *軽い艶あり状態になる 【作業4】作業3のキズ消し、艶出し仕上げ ファレクラG10または3Mハード2コンパウンドまたはソーラーL3000コンパウンドとソーラーファインクロス(柔らかな拭取り布)にて作業3のキズ消し *完全な艶有り状態になる *淡彩色の場合、作業4にて完成 【作業5】濃色の艶出し、より艶のある仕上がり 3Mパーフェクトグレーズまたはソーラーヘアーライン除去剤とソーラーファインクロス(柔らかな拭取り布)にて最終艶出し作業 *濃色艶だし作業 【注意点】 *完全に乾燥した塗膜にて行ってください *上記作業を繰り返しても消えない深いキズの場合は近くの鈑金塗装業者、または車磨き専門店に御相談頂く事をおすすめ致します *作業工程を省きますとキズが消えない場合があります *長期間の艶保持には最終3Mポリマーワックス(ネリ)の御使用をお勧めします *塗装表面のキズに対してであり、深い傷(コインで故意につけられたような)には対応致しておりません |
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■ベースコートが艶消しになりましたが上からクリアを塗装するので大丈夫でしょうか? |
最近の2Kタイプ塗料はベースコート塗装時が艶消しになるよう設計されております
ベースコート塗装後しばらくお待ち頂き艶消しになるのを確認する事で次の工程へ移る判断基準になります
ベースコートでの艶消し状態は全く問題なく、クリヤー塗装後には通常の艶有り仕上がりになります
弊社では数多くあるベースコートの中でも塗装し易く、仕上がりの良い最新型商品のみをお勧め致しておりますが、希釈剤等配合量のミス、塗装工具の取扱不具合等にて本来の性能を引き出せない場合もありますため説明書どおりの塗装仕様にて御使用頂くことをお願い申し上げます
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■ 旧塗膜の上に塗装するとチヂミ(しわ、ワカメ状態)のトラブルが発生しました。 |
チヂミ(しわ)は塗装時に旧塗膜に難がある場合に発生致します、発生には様々な状況が考えられますが、自動車、産業車両塗装では、下記のパターンが考えられます 1層目塗膜→2層目塗膜→3層目塗膜の順に御説明致します パターン1. ラッカー系塗膜または2Kタイプ1液型塗膜→塗膜形成に不備のあるウレタン塗膜*@A→ラッカーまたはウレタン塗装 パターン2. 未研磨の旧塗膜→塗膜形成に不備のあるウレタン塗膜*@A→ラッカーまたはウレタン塗装 パターン3. ラッカー系塗膜または2Kタイプ1液型塗膜→フタル酸樹脂系塗膜*B→ラッカーまたはウレタン塗装 パターン4. 密着性の悪いプラスチック素材への不完全なプライマー塗膜→密着不完全なウレタン塗膜*C→ラッカーまたはウレタン塗装 *@ 硬化剤、乾燥不足のウレタン塗膜 *A ゴミ、タレ等、トラブルによる研磨、膜厚不足にて薄くなったウレタン塗膜 *B 強溶剤塗料の上塗り不可の塗膜 *C プライマー処理等の不備による素材に対し密着不完全なウレタン塗膜 上記の場合、すべてチヂミの発生箇所は1層目塗膜ではなく2層目塗膜です。 1層目のラッカー塗膜や2Kタイプ1液型塗膜は上から塗装される溶剤分にて溶解し液状化することはありますが反応塗膜ではないため膜がふやけた様なチヂミの状態にはなりません、 チヂミの発生原因は3層目塗膜の溶剤分が不完全な2層目の反応塗膜を浸透し一番下の1層目塗膜まで達し1層目塗膜を液状化させます 中途半端な反応済み2層目塗膜はふやけたうえに、液状化した1層目塗膜との密着も保てなくなり、浮き上がりしわになりチヂミの状態になります。 2層目塗膜の密着不良(密着性の悪いプラスチック素材、未研磨の旧塗膜)時にも発生します 予防策と致しましては パターン1.の場合 2層目塗膜の硬化剤不足、乾燥不足の改善、溶剤の浸透を1液型塗膜まで到達しないようにさえぎる パターン2.の場合 1層目塗膜をきちんと研磨し2層目との密着を保つ パターン3.の場合 フタル酸塗料への塗り重ねには弱溶剤塗料を使用する パターン4.の場合 的確なプライマー塗装を施し2層目塗膜と素材の密着を保つ *過去に塗り替えられている場合には、仕上がりに問題のない箇所を溶剤を含んだウエスで軽く擦り旧塗膜の状態を確認して頂きます事をおすすめします(ふやけたり溶けたりする場合は要注意) |
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■濃色車の補修をしましたがボカシ際が地図のようになり気になります |
濃色においてのボカシ塗装は数工程にわたる細かい作業が必要で、以下の作業を丁寧に行わないとボカシ際が地図のように現れる場合があります クリヤー、ソリッドボカシ際をきれいに仕上げるポイントは
@旧塗膜と補修塗料の色が良く合っている事
A専用ボカシ剤を使用しボカシ際を段々薄く仕上げる
Bボカシ際の薄い塗膜が旧塗膜にしっかり密着している
<上記ポイントへの対応> @弊社HPにて御相談下さい A専用ボカシ剤を仕様書どおり御使用いただきます Bボカシ際の塗料の密着を良くするにはしっかり足付け研磨(P1500〜P2000ペーパーにてしっかり艶消し状態)し足付け研磨された以内にボカシ塗装をおさめてください(塗装範囲外に残った#1500〜#2000の足付け傷は研磨用コンパウンドにて消す事が可能です) <塗装上の注意点>
足付け箇所のペーパー傷の磨きとゴミ取り(耐水ペーパーP1500〜P2000使用)、及びコンパウンド仕上げはクリヤーが完全乾燥した後に行いますボカシ箇所際のマスキング部分には塗料がかからないようにしてください (段差をつけますと後で研磨しても平滑になりません) (塗装後、夏は3日、冬場は7日以上乾燥をおいて下さい) |
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■2Kベースコートを塗装しましたがムラのようになり気になります |
最近の2Kタイプベースコートは非常にムラの出来にくい塗料ではありますが、下記の条件においてメタリック・パールのムラが起こる場合があります
1、ところどころ透けがあり塗膜の厚みおよび塗装回数が少な過ぎる場合 2、艶があるウェット塗装でなく塗装直後から艶消し状態になるようなドライ塗装をした場合 2Kベースコートの塗装要領は、まずガサつきの無い均一に艶の出る塗装、次第に溶剤分が蒸発し均一な艶消しになるのを待ち、艶消し確認後、再び状況に合わせ透けがなくなるまで数回塗装します ガサつきによるまだら模様が発生した場合はクリヤー塗装により艶が均一になるとほとんどの場合解決致しますがクリヤー仕上げ後に発見した透けによるムラの処置方法は、クリヤー塗装後、出来るだけ塗膜を乾燥させ(塗装後3日以上気温20度時)P800〜P1000程度のペーパーにて足付け研磨をし再びベースコート塗装します(透けた箇所のみにかかわらず最初からの再塗装となります) 注意点と致しましては1液型のベースコートを厚く(約5回以上)塗り過ぎますとクリヤー塗装からの硬化剤効果が薄れますため透けの恐れのある塗色や3コートパールを塗装する場合はあらかじめ下塗り用ベースコートに20パーセント程度の硬化剤を混合し2液型塗料として御使用頂きます
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▲UP |
■湿気の多い日に塗装し白ボケたようになりました、大丈夫でしょうか? |
湿度の高い環境で塗装した場合、乾燥途中に被塗物の温度が下がり塗膜表面に細かな水の粒が結露し表面が白ボケた艶消し状態になります、部分部分に艶消しのムラがあったり白く濁っていたりし均一でありませんので2Kベースコート本来の艶消し状態とは異なり容易に判断頂けると存じます 完全に乾燥した後、天気の良い日に研磨し再塗装して頂きます |
▲UP |
■旧塗装が劣化していますがそのまま再塗装しても大丈夫ですか? |
ラッカーシンナーをよく染み込ませたウエスにて旧塗膜をこすり、溶けたり、チヂミ(しわになる症状)が起きる場合、塗膜表面に無数のひび割れを生じている場合、金ベラ等にて簡単にはげてしまう塗膜の場合はサンドペーパーにて劣化した塗膜を完全に剥離し、高性能なウレタンサフ(*)塗装の必要があります
*劣化した旧塗膜の上にはラッカー系ではなく必ず高性能なウレタンサフの塗装をおすすめ致します
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▲UP |
■建物の外壁仕上げにお勧めの塗料は何ですか? |
建物の外壁仕上げ塗料には、大まかに下記の商品がございますが、価格と性能(耐久性)が比例します
【塗料種類】アクリル樹脂塗料→ウレタン樹脂塗料→シリコン樹脂塗料→フッ素樹脂塗料
現在すでに塗られている塗料の種類をほとんど気にせず塗装できます(シーラー塗装により性能アップ)【耐久年数】8年以内→8年〜12年→12年〜15年→15年以上 【価格】安価→高価 上記、樹脂の違いの他、下記に示す水性、溶剤型の違いもあります <水溶性エマルジョン塗料>・・・・・・・・・・・・・ 使用後の塗装工具の手入れや塗装予定箇所以外に付着した塗料の清掃が容易に水にて行え水希釈で環境健康面の影響も少ないのが特徴です、注意点として塗装する箇所が比較的新しい溶剤型塗料を塗装した上はハジキの可能性があり下地にシーラー塗装が必要となります
通常、2回塗りなので間隔を空けて塗装します被塗物の状態により下記の商品をお勧めする場合があります <溶剤型塗料>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ |
▲UP |
■塗り替えにはどれぐらい費用がかかりますか? |
塗り替え価格は、作業性・工法・現在の塗膜(下地)状況により、価格の設定を一定料金にすることはできません。塗料単体の値段で言えば、長持ちする塗料はやはり値段も高くなります。
しかしながら耐久性が2倍の塗料を使用したとしても施工代が2倍になる事が絶対にありません。塗り替え回数が1回増えることを考えたらウレタン樹脂塗料以上の塗料で塗り替えをすることをお勧めいたします。 |
▲UP |
■水性塗料と溶剤系の塗料ではどちらが長持ちしますか? |
同じ樹脂どうしの水性塗料とシンナーで溶かす塗料(溶剤系塗料)では、ほとんど差がありません。(ウレタン塗料同士の水性と溶剤系では耐久性に差がないということです)
違いは少し溶剤系塗料のほうが水性塗料に比べて艶(光沢)がでます。 しかし、人や環境にやさしい塗料とという観点では水性塗料をお勧めします。 |
▲UP |
■耐候性ってなに? |
外壁に塗られた塗膜は過酷な自然にさらされています。たとえば、夏の強い紫外線・台風など強い雨、風。冬の寒気や雪などです。これらは塗膜が劣化する要因となります。
これらにさらされると時間とともに変色したり、粉っぽくなったり(チョーキング)ワレたり、はがれたりします。 こういった要因にどのくらい塗膜が持ちこたえることが出来るかということです。 |
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■焼付け塗装について教えてください |
焼付け塗料には様々な種類がありますが、フッ素、粉体等、特殊なものを除き、主に2種類あります いわゆるアミノアルキッド系のメラミン焼付け塗料(以下メラミン焼付)とアクリル焼付け塗料(以下アクリル焼付ですが、メラミン焼付は通常110度〜130度、20分程の加熱乾燥が必要で、焼付け塗料としては比較的、安価かつ手頃で焼付け塗料の特徴でもある冷ましてすぐ最終性能に近い物性が期待できます メラミン焼付け塗装使用例と致しましては、家電製品、産業機械、スチールロッカー、事務机、スチール製小物等、身の回りにも多く存在します、しかしながら耐候性にやや難があるため基本的に屋内使用品の塗装に限られます。*長期間の紫外線照射による退色やチョーキング(表面に粉が付いた症状)が発生します アクリル焼付は通常140度〜160度、20分の加熱乾燥が必要で、高温のため焼付け塗装専門業者もすべての方が扱われているという塗料ではありません 特徴としては耐候性に優れ(屋外使用向き)乾燥後、常温になった時点で最終性能の物性が期待できます、メラミン塗装と比較し膜厚がつきづらい(欠点とみなされます)のも特長です
使用例と致しましては、建材、自動車、高級機械類等、屋内外を問わず高級焼付け塗装としてご使用頂けます
自動車塗装において自動車メーカーでの新車塗装は組立て前の金属部分のみを焼付け塗装をしており、補修塗装ではプラスチック部品の多様化等により100度以上の加熱乾燥が不可能なためウレタン塗装が一般的であります、品質、作業性の優位性等を含め補修でのウレタン塗料使用は焼付け塗料を優ると考えられます |
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■ブラックライトで光らせたいんですが |
ブラックライト対応特殊蛍光顔料商品が必要です、特徴的な効果により様々な利用方法が考えられます。 商品は白濁したものが多くそのもの自体の隠蔽力は弱く塗装箇所には白地のもしくはあらかじめ白く塗られた箇所をお選び頂きます 塗装方法は、あたりを暗くし被塗物にブラックライトを点灯し確認しながら希釈剤にて適量希釈された塗料をエアーブラシ等にて塗装します。 クリヤー仕上げされる場合には専用クリヤーが必要です。 (専用クリヤー以外のクリヤーを塗装されますと発光しない場合があります) 通常の光の元では単に白地の被塗物がブラックランプを点灯した時のみ塗装された箇所が青く浮き出されるといった具合に利用いたします。 |
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■お勧めのスプレーガンとその使用方法を説明して下さい |
【パール・メタリック塗装向き】 弊社推奨スプレーガンデビルビスFUN重力式口径1.1またはJJ重力式口径1.0 塗出量2〜2.5回転開、吹付けエアー圧0.2〜0.24MPa(2〜2.5kgf/p2)、パターン幅全開 小面積の場合、塗出量エアー圧ともに低めにバランスをとりながら調整 【クリヤー・ソリッド塗装向き】 弊社推奨スプレーガンデビルビスFUN重力式口径1.4またはJJ重力式口径1.3 塗出量2.5〜3回転開、吹付けエアー圧0.2〜0.24MPa(2〜2.5kgf/p2)、パターン幅全開 小面積の場合、塗出量エアー圧ともに低めにバランスをとりながら調整 【メタリック・パールベースコート塗装時】 スプレーガンは被塗物から約15cm程の距離から左右に移動(約150cm/10秒)し、塗装折り返し部は塗り過ぎないようトリガーから一度指を離し、4〜5cm程下げ塗り重ね塗装していきます 【ボカシ下塗り塗装、ボカシ塗装時】 スプレーガンは被塗物から約20cm程の距離から左右に移動(約150cm/5秒)し、塗装折り返し部は塗り過ぎないようトリガーから一度指を離し、4〜5cm程下げ塗り重ね塗装していきます 【クリヤー・ソリッド塗装時】 スプレーガンは被塗物から約15cm程の距離から左右に移動(約150cm/10秒)し、塗装折り返し部は塗り過ぎないようトリガーから一度指を離し、4〜5cm程下げ塗り重ね塗装していきます *上記は全て参考数値です、状況により対応し調整願います |
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■スプレーガンFUNの調整つまみを説明して下さい |
スプレーガンにより調整つまみ位置は異なりますが、デビルビスFUNの場合、調整つまみは3箇所あります まず最上部のつまみはパターン調整用で噴出した塗料の形(幅)の調節に使用します、つまみを閉めると円形になり、開くと細長い楕円形になります、入り組んだ狭い部分、小物類の塗装時には円形、面積が広いときには細長い楕円形に調整します、通常、広範囲の平面塗装は、パターンを最も開いた状態で塗装します、パターン変更時には同時にエアー圧と塗出量も調整します 塗装の基本としましては、パターン幅(塗膜部分)を3分の2づつ塗り重ねていくのが均一な厚みの塗膜を作るポイントです *対象物から距離15pで有効パターン幅12pの場合、パターン8p分は重ねながら4pづつパターンをずらしながら塗装するといった具合です 上から二番目のつまみは塗出量調整つまみです、閉めこみますと塗料が出なくなり開くと多く出ます、 精いっぱい閉めこんだ状態から通常2〜4回転開いた状態にて御使用頂きます 一番下の上向きのつまみはエアー調整つまみです、閉めると空気量が少なく、開くと空気量が増えます 各つまみの調整は全てに関係します、パターン幅が円形のまま塗出量、エアー圧を調整しないと塗料が一箇所に集中し垂れの原因になり、パターン幅を広げると他のつまみも開き調整します パターン幅を変更せずに、塗出量を増やすと塗料が大量に出るため微粒化せず大粒の塗料による塗装表面の肌荒れ、垂れの原因となるため(キャブレターの構造と同じ)エアー圧を上げ調整します、塗出量を減らすとエアー圧を下げ塗料が被塗物に届くまでに希釈剤が蒸発しカサカサの塗膜になるのを避けます *御使用頂くガンの手元圧力、塗装面積、形状により複雑に設定が異なります *マスキング部分への試し吹き塗装を行った後に実車塗装して下さい *口径選択の参考 口径0.8重力式スプレーガン→小物塗装、、模型塗装、小面積の塗装 口径1.0〜1.1重力式スプレーガン→小物塗装、、模型塗装 自動車片面程度(中面積)までのメタリックパール・クリヤー・ソリッド塗装 口径1.3〜1.4重力式スプレーガン→一般塗装向 自動車全面塗装までのメタリックパール・クリヤー・ソリッド塗装 口径1.4〜1.5吸上式スプレーガン→広範塗装、自動車全面塗装 自動車全面塗装までのクリヤー・ソリッド塗装 |